「あ、止まらん」触りたくなる衝動に誘われてしまう魔力!
一度さわってしまうと、一定の時がスクイーズに持っていかれてしまう、そんな触り心地の良さ…これは、ある種、魔力です。それだけ、なんとも言えない心地良さなのです。スクイーズをこれまで同様にキッズの遊び道具と侮ってはいけませんよ。大人こそハマってしまう、そんなポテンシャルを秘めていますから。
そもそもスクイーズとは?
スクイーズは、英語で「Squeeze」。ぎゅっと握る、搾り出すという意味を持つ言葉です。まさにその名の通り、握って楽しむおもちゃの総称。意外と昔からある玩具で、元々は1970年代〜80年代頃に海外でストレス解消グッズ(=ストレスボール)として誕生したもののようです。何と言っても最大の特徴は、握りつぶしてもゆっくりと元の形に戻る「低反発」さです。実は、この戻るスピードが遅いほど高品質とされています。モチーフはパンやフルーツ、スイーツといった食べ物、動物など、本物そっくりにつくられたリアルな造形が一般的です。日本独自の進化を遂げたのは、日本の「かわいい(Kawaii)文化」と「食品サンプル技術」が融合したためとも言えるでしょう。90年代後半から2000年代にかけて、ゲームセンターの景品やファンシーショップで本物そっくりのパンのスクイーズが大流行。見た目のリアルさとパンをちぎるような背徳的な快感がマッチし、癒やしアイテムとして地位を確立したのも懐かしいですね。

トレンドアイテムたるゆえんは?
かつての子ども向けの安価なおもちゃというイメージから、今ではデザイン性の高いアートトイやデザイナーズ・プラッシュ(=ぬいぐるみ)としての側面が強まっています。有名デザイナーとのコラボや洗練されたカラーリングのものが増え、デスクに置いたり、バッグにチャームとして付けたりする楽しみが広がっています。そんな側面もありながら、求められている経緯として、現代社会特有のデジタル疲れやメンタルヘルスへの関心の高まりが深く関わっていると考えられます。単なるブームの再燃ではなく、2025年〜2026年にかけて「ウェルネス・ツール」として進化している点が特徴的です。現代人にとって、スクイーズの「もちもち」「ぷにぷに」としたリアルな触覚刺激は、脳をオフにするための貴重なスイッチとなっています。握る感覚に集中することでマインドフルネス(今、ここに集中する状態)に近いリラックス効果を得られるそうですよ。

スクイーズが持つ特徴 その1
単なる子ども向けのおもちゃを超えて、大人も虜にする不思議な魅力があるスクイーズ。まずは、五感を刺激する「触り心地」。この最大の魅力は、独特な質感がもたらすものです。ぎゅっと握った後、ゆっくりと元の形に戻っていく低反発の快感は、見ているだけでも癒やしとなります。形容するなら、ぷにぷに・もちもち・さらさらなど、素材によって異なる感触を楽しめるのも醍醐味となっています。心理学的な側面でも、スクイーズは「フィジェットトイ(手持ち無沙汰を解消する道具)」として優秀だと言われています。握るという動作が脳をリラックスさせ、ストレスや不安を軽減させる効果があるそうです。また、手を動かすことで、長時間のデスクワークや会議中の集中力を保つのに役立つことも。

スクイーズが持つ特徴 その2
触覚以外にも、視覚と嗅覚の楽しみを併せ持っているのがスクイーズです。パンやスイーツ、動物などをリアルに再現したデザインが多く、インテリアやコレクションとしても人気を呼んでいます。他の玩具にはない“嗅覚”を刺激するのもスクイーズの特徴ですね。なんと、甘い香りがするんです。その理由は、多くのスクイーズには、バニラやチョコ、フルーツなどの香料が練り込まれており、触覚だけでなく嗅覚からも癒やしを与えてくれるからです。また、ASMR動画のように聴覚を刺激するタイプも登場しています。スクイーズを握る際に出る「パフッ」という音や最近では「サクサク」と衣が砕けるような音を再現したタイプが、聴覚的な癒やしとして好評を得ています。まさに五感の多くを刺激してくれる存在となっています。

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