ふわもこなフロッキーマスコットのしっとり感は、格別です。

ふわもこなフロッキーマスコットのしっとり感は、格別です。

知っている人は知っている。あの独特の質感のぬいぐるみのことをフロッキーマスコットと呼ぶと。そして、しっとりと手に吸い付くような柔らかさに病みつきになってしまうことも。ピンとこない方に説明するなら、シルバニアファミリーのあれです。まだわからない? それなら、読んでください、どうぞ。


フロッキーマスコットとは、どんなもの?

表面に細かい繊維を吹き付けた、ふわふわとしたやさしい触り心地が特徴の小さな人形です。プラスチックや塩化ビニール(PVC)などでつくられた人形の表面に「フロッキー加工」と呼ばれる特殊な植毛を施した立体物、と定義されます。ぬいぐるみのような手触りを持つフィギュア、なのでしょうね。サンリオ、モンチッチ、動物などのキャラクターが一般的で、バッグやポーチに付けられるボールチェーン付きのキーホルダータイプが人気となっています。最も有名なのは、1985年から続く「シルバニアファミリー」。あの独特の「ふわふわ・しっとり」した動物たちの質感こそが、フロッキー加工の代名詞です。フロッキー加工を施すことで、生命感や癒やしが加わります。



フロッキーマスコットの特徴 その1

最大の特徴は、プラスチックやPVCの表面に短い繊維(パイル)を植毛した質感です。これによって得られる唯一無二のふわもこ感と、指先でなでた時のしっとりと手に吸い付くような柔らかさは他では体感できません。フロッキー加工により光を乱反射する特徴があるため、プラスチック特有のテカりが抑えられ、キャラクターがより生きているような、柔らかく優しい印象になります。温かみのある見た目はこのおかげですね。また、長く愛用するほどに味わいと切なさが出てくるのも特徴のひとつ。フロッキーマスコットは経年変化も楽しめるんですよ。とは言え、長年飾っておくと、少し色がくすんだり、角の部分の毛が薄くなってきたりします。これが使い込まれたぬいぐるみのような愛着を生んでくれます。


フロッキーマスコットの特徴 その2

フロッキー加工されるものは、大抵が数センチの小さなサイズです。小さいながらも布のような質感を纏っているため、ドールハウスやミニチュア家具との相性が抜群に良く、その最たる例がシルバニアファミリーで、配置するだけで世界観が完成します。特に動物や赤ちゃんのキャラクターとの相性が抜群に良く、視覚だけでなく触覚でもキャラクターの世界観を楽しめる点が、唯一無二の魅力となっています。弱点としては、摩擦に弱く、強くこすると毛が剥がれてしまうことがある点。加えて、汚れやすかったり、水に弱かったりするデリケートな一面があります。とは言え、そんなところがあるからこそ、「大切に扱わなければ」という庇護欲をかき立てられるのでしょう。愛でたくなる魅力を持っています、フロッキーマスコット。


フロッキーマスコットの手入れの仕方

フロッキーマスコットは、繊細な質感ゆえに、水洗い厳禁・摩擦注意が鉄則です。長く美しさを保つためのメンテナンス術も併せて添えておきますね。日常のホコリについては、マスキングテープが最強のようです。粘着力の強すぎるガムテープは厳禁!マスコットの表面を決して横に滑らせず、垂直に優しく「ポンポン」と叩くようにしてホコリを吸着させます。隙間のホコリは、メイクブラシやエアダスターが◎。毛質が柔らかいメイクブラシで表面をサッサッとなでるように掃き出します。エアダスターは30cmほど離して風を当てるのがコツです。部分的な黒ずみは、消しゴム。黒ずんできた場合はプラスチック消しゴムが有効。こすり過ぎるとフロッキーが剥げてしまうため慎重に行ってください。
全体的な薄汚れについては、蒸しタオルを使用しましょう。フロッキーは接着剤で繊維を固定しているため、水に浸けると接着剤が溶けてハゲハゲに。どうしても全体をスッキリさせたい時は蒸しタオル! 汚れを浮かせるイメージで決してこすらず、そのあと自然乾燥させましょう。



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